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「書道」がユネスコ無形文化遺産の提案候補に選定されました(令和5年12月18日開催文化審議会無形文化遺産部会選定)


 令和5年12月18日の文化審議会無形文化遺産部会において、「書道」が本年度のユネスコ無形文化遺産の提案候補として選定されました。
 約9年間にわたり書道界が切望してまいりました「書道」のユネスコ無形文化遺産への登録に向けた活動が実を結びました。
 書道関係者の皆様方のご支援ご協力の賜物であり、心から感謝申し上げます。
 今後、来年1月に政府として決定され、3月にユネスコに提案書を提出する予定であり、2026(令和8)年にはユネスコ無形文化遺産の登録審議がされる見込みとのことです。
 引き続き、書道のユネスコ登録に向けた活動に対して、ご支援ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

文化庁公表資料はここをクリックしてください。

井茂圭洞日本書道文化協会会長のコメント
 このたび、文化庁文化審議会無形文化遺産部会におきまして、「書道」が本年度のユネスコ無形文化遺産への提案候補として選定されました。
 我が国の中核的な伝統文化のひとつである書道が選定されたことは感無量であり、これまで約9年の長きにわたり日本書道ユネスコ登録推進協議会をはじめとしたユネスコ無形文化遺産登録への様々な活動に賛同し、ご協力いただいた関係の皆様方に心より感謝申し上げます。
 書道は我が国の生活に深く根付いている伝統文化であり、多くの書家による創作活動、一般の方々による書道展への出品などの活動や展覧会の開催、小中高等学校における書写・書道教育などが広く行われております。
 書道のこのような状況が認められ、2021年12月に「書道」は初の登録無形文化財として登録されました。
 このたび、さらにユネスコ無形文化遺産の提案候補に選定されたことは、我が国における書道の重要性を示すものであり、誠に喜ばしいことであります。
 日本書道文化協会は2021年に設立された団体であり、登録無形文化財「書道」の保持団体として、書道の普及発展のために揮毫会の開催や高校への書家派遣、一般の方々が気軽に書道を体験できる「街なか書道体験」などの活動を活発に行ってきております。
 今回の提案候補としての選定を契機に、さらに全国各地の書道関係者とも連携しながら、書道の普及発展のための活動を行い、書道界一丸となってユネスコによる登録を目指していきたいと考えております。

                           2023 年 12 月 18 日
                           日本書道文化協会会長  井茂 圭洞


参考)日本書道ユネスコ登録推進協議会ホームページにおいて田中壮一郎会長のコメントが掲載されています。