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青森県立青森高等学校において書家派遣事業を実施しました(講師 有岡しゅん崖先生 令和6年9月29日)


 日本書道文化協会では若い世代への伝統的な書道の普及を図るため、高等学校への会員書家派遣事業を実施しております。
 令和6年度3回目の派遣事業として令和6年9月29日(日)に、青森県立青森高等学校において、本協会の有岡しゅん崖先生を講師に実施いたしました。(「しゅん」は夋におおざと)
 今回の事業では、青森高等学校のほか、青森中央高等学校、青森北高等学校、八戸高等学校の書道部も合同で参加していただきました。
 今回の実施状況について、青森高等学校書道部顧問の小笠原輝先生から以下の通り報告をいただいております。また、参加生徒の感想文と写真もいただいておりますので、あわせて掲載いたします。
 なお、11月16日(土)には、青森県立弘前高等学校において金子大蔵先生による派遣授業が行われる予定です。

 令和6年9月29日(日)本校青森高等学校を会場に、有岡しゅん崖先生をお迎えして書家派遣事業を実施しました。本校書道部員をはじめ、青森中央高等学校書道部、青森北高等学校書道部、八戸高等学校書道部あわせて18名の生徒が参加しました。
 午前中は有岡先生の講義でした。書の歴史を理解することの大切さ、書美の構成要素と鑑賞の方法などを、自身の経験と先生の師である青山杉雨先生との思い出も踏まえて話していただきました。また教科書編纂に携わる経験から、書写と書道の連携の重要性についても話され、生徒たちは熱心にメモをとりながら聞いていました。ユネスコ世界文化遺産登録に関して、もし登録されたらそれで終わりでなく、継承し発展させていくのはここに参加している皆さんであると力説しておられ、生徒の心に響いたと思います。
 午後は、各校の生徒たちが持参した作品の添削と講評をいただいたあと、有岡先生の模範揮毫に入りました。有岡先生のご厚意で動画撮影も許可していただき、生徒たちは貴重な瞬間を保存することができました。
 最後に全員で記念撮影をし、青森高等学校を会場にした書家派遣事業は無事に終了しました。このたびの書家派遣事業は生徒たちにとって貴重な体験となりました。本当にありがとうございました。
                                                     青森高等学校 小笠原輝

有岡講師による講義

生徒作品の講評

講師による模範揮毫

参加者全員での記念撮影